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カナダとアメリカの考え方の違い

今、女子サッカーワールドカップフランスで開催されている。


日本は初戦のアルゼンチンと引き分け、第2戦目のスコットランドには2対1で勝った。


決勝ラウンドに駒を進めるかどうかはまだわからない。

 

\(^o^) (v^-^v)
頑張ってほしいですねー!

 

ワールドカップ サッカー

女子ワールドカップ フランス大会


さて、今回のワールドカップでカナダとアメリカの考え方の違いが少しわかった。

 

それは米国タイの試合でのこと。

 

米国とタイの試合は13対0で米国のボロ勝ちだった。

 

この試合でのアメリカの勝ち方やゴールを決めた後の祝福の仕方についていろいろ意見が分かれた。

 

試合の後、カナダのテレビのコメンテーターたちは不満の表情を表していた。

 

ワールドカップ サッカー カナダのコメンテーター

脅迫状が届いたカナダのコメンテーター(黄色の服の人)

 

特に髪を紫色に染めたアメリカ選手がゴールした後、足をキックモーションして自分のゴールを祝ったこと。

また別の選手がゴールした後、ベンチにいる選手たちが肩を組んで大喜びで祝福していたのが不快だったようだ。


得点が7対0や8対0になったあとは、これ以上得点すると相手に屈辱を与えるので、新たにゴールしても喜びは抑えるべきだと言っていた。

 

これに対して、アメリカの選手や国民は「派手に祝って何が悪いの?」と自分たちが批判されていることに反発している。

 

カナダのコメンテーターの一人に脅迫状が届いたらしい。


それに予選リーグでは得点差も順位に影響するので、できるだけ得点していくほうがいいと考える。

なので13点取ることになっても何の問題もないという見解だ。

 

サッカーで13対0というのは野球でいうと30対0、ラグビーでいうと200対0ぐらいの差があるかもしれない。
到底逆転される点数差ではない。

 

カナダでは弱い相手をとことんやっつけるのではなく、慈悲の気持ちを持つべきだと考える。
もう既に大きな得点差があるのに、弱い相手をコテンパンにやっつけて、自分たちが大喜びすることを快く思わない。

 

\(^o^) (v^-^v)
国民性の違いですねー

 


実際、アメリカでも慈悲の心は存在する。

 

スポーツの世界では「mercy rule」というのがある。
mercyというのは「慈悲」という意味だ。

 

例えば、子供野球では4回以降に10点差になれば試合が終了する。
子供のサッカーでも7点差になると試合が終わるルールを採用しているところもある。
それは、相手にそれ以上屈辱を与えないようにするためだ。

 

子供の試合とワールドカップの試合は違うけどね。


国際レベルのサッカーの試合で相手に13点も取られたら屈辱に違いない。
ゴールされた後に大喜びする相手チームの選手たちを見るのは悔しい。

自分たちが弱すぎるのが悪いのだ、もっと強くなれば問題ないじゃないかという人もいる。
その悔しさをバネに強くなればいいのだが。。。

 


スポーツは公平ではない。(スポーツだけではないが)


スポーツが盛んな国もあれば、そうでない国もある。
スポーツ環境に差があるのだ。

 

アメリカはスポーツ天国だ。
多くの人がサッカーをしているし、既に組織として成り立っている。
スポーツ科学が進んでいるし、成功すると莫大な金額が手に入る。

 

一方、サッカー人口も少なく、スポーツ設備も整っていない国もある。

 

大陸ごとにブロックを決め、そこで勝ち上がった国が代表となってワールドカップに出場できる。
世界ランクの上位の国だけで競うのではなく、各地域の代表国が対戦する。
その地域全体があまり強くなければ、ランクが下のほうでもワールドカップに出場することができる。
当然国によって力の差がある。

 

世界一位のアメリカが対戦したタイは世界ランク34位
これほど大差になるとは思わなかったが、力の差は歴然だ。

 

ワールドカップ サッカー 2015年バンクーバー

2015年にバンクーバーで開催された女子ワールドカップ

 

★バンクーバーで行われたときのブログ記事(クリック)


ちなみに女子世界ランキングトップ10はというと。。。

 

国際サッカー連盟=FIFA(Federation International de Football Association)
(2019年3月29日発表)

 

1.USA
2.ドイツ
3.イングランド
4.フランス
5.カナダ
6.オーストラリア
7.日本
8.オランダ
9.スウェーデン
10.ブラジル

 

今回のワールドカップに出場している国の中で世界ランクが下の国は以下である。

 

タイ 34位

アルゼンチン 37位

ナイジェリア 38位

カメルーン 46位
南アフリカ 49位
ジャマイカ 53位

 

 

この試合から5日後、アメリカとアルゼンチン(世界ランク37位)の試合があった。
3対0でアメリカが勝った。
点数差が少なかったのはアメリカがエース級の選手をベンチに下げ、控え選手が多く出たことと、アルゼンチンのゴールキーパーがナイスセーブを連発したからだ。

 

この試合ではゴールをしても派手なパーフォーマンスはしなかった。
前回の試合で批判されたことを考慮したのかもしれない。

 

 

\(^o^) (v^-^v)
アメリカのことより日本のチームのことが心配ですねー

 

そうじゃ、次の試合で勝つか、または引き分けると自力で決勝ラウンドに行ける。

 

日本が勝つよう、みんなで応援しよう!