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ラス・ベガス 乱射事件(アメリカの銃問題)

先日の日曜日、悲惨な事件がアメリカで起きた。
銃による無差別乱射事件だ。

58名の命が絶たれ、500人以上が傷を負った。(2017年10月3日時点)
死人の数は、まだ増えるかもしれない。

 

ラスベガス 銃乱射事件 01


この事件はネバダ州にあるラスベガスのthe Mandalay Bay Resort and Casinoというホテルで起きた。
Route 91 Harvest Festivalという催しの最終日で、Jason Aldeanというカントリーミュージック歌手のコンサート中のことだった。


コンサートでは大勢の人たちが音楽を楽しんでいた。
突然、パン、パン、パン、パン、パン、パンっという音が音楽に混じって聞こえてきた。
銃声だった。
シューティングが起きたのは午後10時8分ごろ。


犯人はホテルの32階の自分の部屋からコンサート会場に向かって連射したのだった。
彼の部屋には少なくとも23の銃器があったらしい。


さらに、彼の自宅には19丁の銃や爆発物も見つかったと言う。
その中のいくつかの銃はスコープ付きの強力なライフルだ。


*スコープとは遠方の対象物に照準を合わすために付いている望遠鏡。


犯人は64歳の男で、名前はMr. Paddock
テロリストではないらしい。


今やテロが起きる可能性はどこの国にもあるだろうが、一般人が簡単に銃を持つことができるアメリカはやはり怖い。


アメリカは銃による事件が非常に多い


去年、フロリダのナイトクラブで49人が死亡する銃乱射事件があったばかり。
フロリダの犯人はISと関係があるかもしれないと最初疑われたが、そうではなく、どうやら精神疾患だったようだ。

 

しかし、精神疾患のある人はどこにでもいるのではないだろうか。


また、仕事で解雇されて恨みを持つ人、夫婦喧嘩したり、恋人と別れたりしてヤケクソになっている人も世の中にはたくさんいることだろう。


そういう人が銃を持っているとしたら。。。

 

ラスベガス 銃乱射事件 03

アメリカのスポーツ店で販売されている銃器


アメリカで起きた恐ろしい事件は今までにもたくさんある。


参考記事 ⇒ 「悲しい事件」
 


◆カナダとの比較


StatsCanのレポートによると2012年アメリカでは8,813件の銃による殺人事件が起きた。
それに比べて、カナダではその同じ年に172件の殺人しか起きていない。


カナダの殺人事件は主にギャングの抗争、家族間の殺人事件、仕事関係のいざこざなどによって起きている。
銃による殺人事件は一般の人に無差別に起きることは非常に少ない。


カナダでも銃を所持することはできる


所持するにはきちんとした審査を受けてライセンスを取らなければならない。
安全な銃の取り扱い方法の講義を受け、犯罪歴や身元確認のチェック、身許保証書の提出が必要だ。
そして、許可が下りるまで、一定期間の待ち時間を設けてある。


カナダではスポーツショップでは銃を売っていないが、アメリカではスポーツショップでも銃を販売している。
銃を買いたい人は店で申請用紙に個人情報、犯罪歴、精神疾患の有無を記入する。
そして、店主がFBIに電話で照会して何も問題がなければその場で購入することができる。
申請者が拒否されることは少なく、わずか1%らしい。


アメリカではこんなにも簡単に銃が手に入る

 

今回のような無差別大量殺人事件が起きたら銃規制のことが話題になるが、アメリカは規制を強化する方向には向いていない。
トランプ大統領が所属している共和党はいつも銃規制に反対している。

 

ラスベガス 銃乱射事件 02

本物に近い威力があるおもちゃのガン


ハロウィーンが近づいてきた。

 

この時期が来ると留学生服部君事件を思い出す。

 

ハロウィーンでは「trick or treat」と言って、見知らぬ家々を回って、お菓子をもらったりする。
ある家の庭に服部君がおどけて入っていったら、そこの住人にガンで撃たれ、帰らぬ人となってしまったのだった。


アメリカには銃を持っている家庭が多くあることを肝に銘じたほうがいい。
2歳の子供がベッドに置いてあった銃で9歳の兄を撃って殺してしまった事件なども起きている。


銃規制は厳しくすべきだ。